ロジスティクス大賞 「技術革新賞」受賞
鹿島建設株式会社、株式会社演算工房、ワム・システム・デザイン株式会社が共同応募した論文「建設業における物流ロジックの適用~i-ConstructionにおけるSCMの実現~」が、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会主催の2019年度 ロジスティクス大賞 にて技術革新賞を受賞いたしました。
本論文で事例に取り上げたのは、東京外郭環状道路本線トンネル東名北工事での取り組みです。
東京外郭環状道路本線トンネル東名北工事の現場には1日に1,000台を超える搬入車両があり、多種多様な資材が搬入されています。工事の進捗により計画が随時変更されるため、人・資材・車両の管理が煩雑になるという問題をこの現場は抱えていました。
この問題に対し、認識ツール「カラーコード(カメレオンコード)」を人・資材・車両の全てにマーカーとして添付して一元管理を実現する取り組みを行いました。
本システムを活用した搬送クレーンの自動化による省人化・ヒューマンエラーによる手戻りの削減は大きな効果を上げており、建設業界の生産性向上を図るツールとして、また今後の広がりに期待できる取り組みとして評価されました。
【補足】
1.カラーコードの採用理由は、大きな資材に人がスキャナーを持って近づくことなく、離れた場所から複数コードを同時に読み取ることができるためです。
2.構築したシステムは、(1)作業員出面管理、(2)資機材製品受発注、(3)車両管理、(4)製品検品、(5)在庫・ロケーション管理、(6)測量支援システムの6 つの基本業務で構成されています。
受賞に関して、日本ロジスティクスシステム協会(JILS)のHPにて他3事例(トヨタ自動車株式会社、日本マクドナルド株式会社、大塚倉庫株式会社)と共に紹介されています。よろしければご覧ください。
(JILS「2019年度ロジスティクス大賞受賞4事例決定!」)
なお、表彰式と受賞記念講演が2019年10月25日(金)に開催されるロジスティクス全国大会2019にて行われます。
詳細が決まりましたら改めてお知らせいたします。
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